だれでしょう?サンタクロースをあてるかんたんストーリー
A1 Japanese リスニング練習 · 日本語 · 初心者向け
なぜ日本語には「ひげ」の漢字が3つあるの?
英語では「beard」1語であらゆる顔の毛を表しますが、日本語では歴史的に3つの異なる漢字を使い分けてきました。それぞれ生えている場所に結びついています:髭は唇の上(口ひげ)、鬚はあご、髯はほおの毛です。3つとも「ひげ」と読みますが、現代のカジュアルな書き言葉では 髭 1字で全部をまとめるのが一般的です。それでも辞書や人名では、今でも3つの使い分けが残っています。
各漢字のつくりにも、その区別のヒントがあります。髭の「此」はギザギザと不揃いな様子を表し、鼻の真下にある口ひげのイメージに合っています。鬚の「須」は、老人の垂れたあごひげを描いています。髯の「冉」は、左右に柔らかく垂れ下がるほおひげを描いています。動画ではサンタクロースを単に「白い髭があります」と説明していますが、あごまで覆うサンタのひげは厳密には 鬚 に近いものです。ただ、多くの人がつい 髭 という包括的な字を使ってしまうのが実情です。