飲み物の味から二人のイメージを当てる心理戦
B1 Japanese リスニング練習 · 標準語 · 中級者向け
なぜ日本人は銭湯上がりに「コーヒー牛乳」を飲むのか?
「コーヒー牛乳(コーヒーぎゅうにゅう)」は、1930年代から日本の銭湯にあるガラス瓶の冷蔵ケースで売られている、甘いコーヒー風味の牛乳飲料です。当時は本物のコーヒーが高価だったため、新しく冷蔵庫を導入した銭湯向けに、牛乳業者が安価な代替品として売り込んだのがきっかけで、湯上がりの定番ご褒美として定着しました。飲み方にも決まった儀式があります:片手を腰に当て、首を後ろに倒して、一気に飲み干すのです。
動画では、二人が味だけでどちらが何を飲んでいるか当て合い、「コクがあって少し苦い」方を「コーヒー牛乳」、「すっきり爽やか」な方を「りんごジュース」と見抜いています。銭湯の冷蔵ケースには伝統的に「フルーツ牛乳」も並んでおり、どちらも「お風呂上がりは牛乳」というノスタルジー溢れる習慣の一部です。今でも40代以上の多くの日本人にとって、これが銭湯通いの「正しい」締めくくりとされています。