昭和風の先生と少女のちょっと大人な会話
B1 Japanese リスニング練習 · 標準語 · 中級者向け
「に決まってる」の意味は?日本語の確信表現
「に決まってる」は、個人の意見をまるで事実のように断定する表現だ。「明らかにそうだ」「間違いない」というニュアンスで、いろいろな言葉にくっつけて使える。例えば「無理に決まってる」(明らかに無理だ)、「嘘に決まってる」(明らかに嘘だ)のように。ただ「違う」と言うよりずっと強く、会話をピタリと終わらせる力がある。「当たり前だろ」「信じて、私が知ってるんだから」というトーンの中間くらいだ。
丁寧な完全形は「に決まっている」。会話では「い」が抜けて「に決まってる」になるのが普通だ。元になっているのは「決まる」(決着がつく、決まっている)なので、直訳すると「〜と決まっている/決着がついている」となる。だからこそ、曖昧な推量ではなく、ズバッとした確信として響くのだ。今回の昭和風の師弟シーンでも、頼みごとをこの一言でバッサリ退けていた。議論の余地を一切残さない力強さだ。