Expression française : c’est l’hôpital qui se moque
A2 French リスニング練習 · フランスのフランス語 · 初心者向け
「c’est l’hôpital qui se moque de la charité」の意味とは?
このフランスのことわざは、偽善を指摘するものだ。自分にもある欠点を人に批判する様子を、鍋がやかんの黒さをからかうのに例える。冗談の種は「hôpital」と「charité」がかつて同じもの——慈善病院——を指していた点にある。つまり、この表現は文字どおり二つの同義語を対立させている。一方が他方を嘲笑うというのは不条理だが、両者とも等しく罪がある状況では、それこそが狙いなのだ。
批判が身に覚えのあるものを突いているときに使う。私がポテトチップスを全部食べたと怒る?「C’est l’hôpital qui se moque de la charité — あなただって私のヨーグルトを食べたじゃない」。砕けた表現として、俗語的な動詞に差し替えた「c’est l’hôpital qui se fout de la charité」もある。友人同士では便利だが、口調は荒くなる。一方「se moque」はどんな場面にも合う。由来については議論がある。リヨンにある二つの隣接施設、Hôtel-Dieu(通称「l’Hôpital」)とhospice de la Charitéの歴史的なライバル関係から生まれた皮肉だと説明されることが多い。この二つは寄付や名声を巡って競い合っていた。ただし、詳細や年代については資料によって見解が分かれている。