イタリア語の「chiave inglese」の意味とは?

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A1 Italian リスニング練習 · イタリア語 · 初心者向け

💡 豆知識
chiave inglese
意味が隠れているイタリア語の複合語
イタリア語で chiave は「鍵」だが、chiave inglese は鍵ではなくモンキーレンチのこと。

イタリア語で chiave はふつう「鍵」を意味する。しかし chiave inglese は、文字通り「イングランドの鍵」という意味でありながら、ボルトを締めたり緩めたりする金属製の道具、つまりモンキーレンチのことだ。「イングランド」という部分には小さな歴史が隠されている。1840年代にイギリスの技術者がこの調整式レンチを考案したとされ、イタリアではその由来地にちなんで道具全体を呼ぶようになった。つまり、ここでは単語の構成要素を知っても意味は推測できない。

ある整備士が自分の道具を挙げる。「Uso la chiave inglese e il cacciavite」――「レンチとドライバーを使います」。二つ目の道具は、まるで小さな説明書のようなつくりだ。caccia(cacciare「押し込む、差し込む」の派生)に vite「ねじ」が組み合わさり、cacciavite は「ねじを押し込むもの」を意味する。日常の道具二つ、まったく違う造形の工夫が見える。一方は国の名前に由来し、もう一方は自分の役割をそのまま綴っている。余談だが、同じレンチは chiave svedese(スウェーデンの鍵)と呼ばれることもある。スウェーデンの会社が普及に貢献したからだ。どちらの名前も、道具が広まった場所を指しているのであって、鍵とは何の関係もない。

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