gonna・wanna・gotta の意味と、ネイティブの本当の使い方
gonna は going to、wanna は want to、gotta は have got to。それぞれの意味、発音、書いてはいけない場面、そしてこの先に聞こえてくる I'ma と finna まで。
Chief Language Pedagogy Geek @ Reelang
授業では「I am going to call you」と習った。ところが vlog を1本見ると、みんな「I'm gonna call you」「I wanna go home」「I gotta go」と言っている。この3語は話し言葉の英語のいたるところに出てくるし、悪い意味のスラングではない。普通の速さでしゃべったときに、フルの形がそう聞こえるというだけだ。
gonna・wanna・gotta の意味はこう。
| 話し言葉の形 | フルの形 | 例 |
|---|---|---|
| gonna | going to(未来の意味だけ) | I'm gonna call you later. |
| wanna | want to, want a | I wanna go home. Do you wanna drink? |
| gotta | have got to, got to, got a | I gotta go. You gotta see this. |
3つとも、会話・メッセージ・チャット・歌詞では問題ない。レポートや試験、仕事のメールではフルの形で書こう。
以下では、それぞれをネイティブの実際のクリップで確認し、発音、いっしょに出てくる他の短縮形(kinda, sorta, lemme, dunno, oughta)、そして実際の会話がもう一歩進んだときに起こること、「I'ma」「finna」「ain't gonna」「we was gonna」を見ていく。字幕の単語はタップすれば意味が出る。
gonna の意味は?
gonna は「going to」のこと。ただし「going to」の中でも未来を表すものだけだ。「I'm going to call you」が「I'm gonna call you」になる。予定、意志、予想に使う。フルの形とまったく同じ。
この購入品紹介の動画では、「I'm not gonna lie」が「正直に言うと」のとてもよくある言い方として出てくる。
料理動画は gonna だらけだ。次に何をするかを説明し続けるから。
going to を gonna にできない場合
「going to」にはもうひとつの意味がある。場所へ移動するという意味だ。「I'm going to the office」は、未来の話ではなく、どこへ向かって歩いているかの話。ここでは gonna は使えない。「I'm gonna the office」は、どのネイティブが聞いてもおかしい。
簡単な見分け方。「going to」のあとに動詞(go, be, make, call)が来るなら gonna と言える。場所や名詞(the office, Paris, the store)が来るなら言えない。「I'm gonna go to the store」は問題ない。gonna + go があって、そのあとに「to the store」が続くからだ。
wanna の意味は?
wanna は「want to」を速く言った形。「I want to go home」が「I wanna go home」になる。このクリップでは、同じ人が2秒のあいだに両方の形を使っている。
wanna はどんな文でも聞こえる。肯定文、否定文(「I don't wanna」)、そして疑問文。疑問文では「Do you want to」が「D'you wanna」に縮み、ときには「Wanna...?」だけになる。
wanna は「want a」の意味にもなる。「I wanna bite」は「I want a bite」。
ひとつ注意。wanna が置きかえられるのは「want to」と「want a」だけ。「wants to」は置きかえない。「She wants to go」は「she wants to go」のまま(速く言うと「she wantsta go」になる)。「She wanna go」と言う方言もあるが、標準的な話し言葉の形ではない。
gotta の意味は?
gotta は「have got to」または「got to」の話し言葉の形で、「have to」「must」と同じ意味。「I've got to go」が「I've gotta go」になり、さらに「have」がまるごと消えて「I gotta go」になることがとても多い。
質問の「wanna」と、答えの「gotta」を聞いてみよう。
「You gotta...」は、強くすすめるときの言い方でもある(「you gotta try this」)。ここでは話し手が 've を残している。「I've gotta say」は、正直な意見を言うときのよくある言い方だ。
「must」と同じで、gotta は「絶対そうに違いない」という意味にもなる。「There's gotta be someone」は「there must be someone」ということ。
「got a」としての gotta
gotta の3つ目の意味は「got a」。「I gotta question」のような言い方だ。これを gotta と書くのはかなりくだけた表記で、たいていは「got a」と書く。話すときは両方まったく同じに聞こえる。アメリカ英語では「I got a」が「I have a」の意味になることが多い。「I got a question.」イギリスの話し手は「have you got」を好み、これがひとかたまりの速い音「have-ya-gotta」として聞こえる。
gonna・wanna・gotta の発音
3語とも最初の音節にアクセントがあり、2つ目の音節は弱い「ア」になる。
- gonna は「ガナ」または「ゴナ」。「going」の g だけ残って、あとは溶ける。
- wanna は「ワナ」。t の音はまったくない。
- gotta はアメリカ英語で「ガダ」。母音にはさまれた t が、「water」や「better」のように柔らかく速い d になる。イギリスの話し手は t をのどの小さな詰まりに置きかえて「ゴッア」と言うことが多い。
文の中では、その前の語も弱くなる。「I am going to」は「I'm gonna」になり、速い会話では「I'm gonna」が「アイマナ」や、さらには「I'ma」だけになる(これは後で詳しく)。「What are you going to do?」は「Whatcha gonna do?」と出てくることもある。
自分で言う必要はない。「I am going to」のほうが自然に感じるなら、それで正しい。ただし、gonna・wanna・gotta をフルスピードで聞き取れる必要はある。リラックスした会話では、短い形のほうが普通だからだ。
gonna・wanna・gotta が大丈夫な場面と、そうでない場面
これらは間違いではない。「can't」が「cannot」の短縮であるのと同じで、実際の発音をくだけた形で書いたものだ。先生がレポートでバツをつけるとしたら、「kinda」にバツをつけるのと同じ理由。かたい文章には合わない語調だからだ。
| 大丈夫 | 避ける |
|---|---|
| 上司を含め、誰との会話でも | レポートや試験の作文 |
| メッセージ、チャット、コメント | 公式なメールや報告書 |
| 歌詞、脚本、字幕 | 履歴書、カバーレター、応募書類 |
ここでは話すことと書くことが別物だ。上司に「I'm gonna send you the file」と言うのは普通。でも、かしこまったメールに「I'm gonna send you the file」と書くと、雑な印象になる。
kinda、sorta、lemme など、ネイティブがいつも使う短縮形
gonna・wanna・gotta は有名な3つだけれど、話し言葉の英語は同じやり方で多くのよくある表現を縮める。次のものは毎日聞くことになる。
| 話し言葉 | フルの形 | 例 |
|---|---|---|
| kinda | kind of | It's kinda cold. |
| sorta | sort of | It's sorta like pasta. |
| lemme | let me | Lemme see. |
| gimme | give me | Gimme a second. |
| dunno | don't know | I dunno. |
| hafta / hasta | have to / has to | I hafta leave. |
| oughta | ought to | You oughta try it. |
| outta | out of | Get outta here. |
| lotta | lot of | That's a lotta money. |
| gotcha | got you, I understand | Okay, gotcha. |
| tryna | trying to | I'm tryna sleep. |
kinda は「ちょっと」「ある意味」という意味。言うことをやわらげる。
sorta も同じはたらき。「sorta like」は「ちょっと〜みたいな」で、初めてのものを説明するときに便利だ。
oughta は「ought to」で、やわらかい「should」。主にアメリカ英語で聞く。
Reelang の字幕では、lemme・gimme・dunno・hafta はたいていフルの形(「let me」「give me」「don't know」「have to」)で書いている。話し手がはっきり短い形を言っていてもだ。だからクリップの下に「let me see」と出ていても、耳をすませてみよう。たいてい「lemme see」と聞こえるはずだ。
ネイティブはここからさらに一歩進む
gonna・wanna・gotta は標準的な話し言葉の英語だ。ニュースキャスターも子どもも使う。でも実際の会話にはもっと層があって、その一部は地域や社会集団の方言から来ている。真似する必要はないけれど、vlog、歌、映画、街なかで耳にするので、意味を知っておくと役に立つ。
ain't gonna
「ain't」は「am not」「isn't」「aren't」(ときには「haven't」「hasn't」も)の代わりになる。gonna と組み合わせた「ain't gonna」は「is not going to」「am not going to」の意味。くだけたアメリカ英語、特に南部でとてもよく使われ、わざと強調のために使われることも多い。「That's not going to happen」はただの説明。「That ain't gonna happen」は決意だ。
試験では書かないこと。会話では理解できるように。強い「ノー」だ。
we was gonna
「was gonna」は gonna の過去形で、持っていた予定、たいていは実現しなかった予定を表す。「I was gonna call you」は「電話するつもりだった(けどしなかった)」。標準形は「we were gonna」。ただし多くの方言では、どの人称でも「was」を使う。「we was」「they was」「you was」。アメリカ南部、アフリカ系アメリカ英語、そしてイングランドの広い地域(リバプール、ロンドン、北部)で聞かれる。
gonna gonna
人は話しながら考えるとき、言葉をくり返す。「I was gonna gonna put it...」は新しい文法ではなく、話し手が次の語を探しているだけだ。実際の会話で間違いに聞こえるものの多くは、これ、つまり声に出して考えている状態だ。
y'all gonna(「are」がない)
y'all は「you all」、アメリカ南部の複数の「you」。この文で何が抜けているか聞いてみよう。「Y'all gonna make this」には「are」がない。gonna の前の「are」や「is」を落とすのは、アフリカ系アメリカ英語でよくあるし、アメリカ中のくだけた速い会話でも起こる。
I'ma(Imma, I'mma)
「I'm gonna」を、両端だけ残るまで押しつぶすと「I'ma」になる。「I'ma call you」は「I'm going to call you」の意味。アフリカ系アメリカ英語から来ていて、今ではくだけたアメリカ英語全般や音楽の中でよく聞く。表記は I'ma、Imma、I'mma。どれも同じ意味だ。
こちらは Michelle Obama が夫への賛辞を始めるところ。
そして子どもを学校に送る母親。I'ma が2回と、「are」のない「we gonna」が出てくる。
「I'm gonna」と「I'ma」のあいだには中間の段階もあって、「I'm-na」や「I'm-ana」のように聞こえる。決まった書き方がないので、字幕ではたいてい「I'm gonna」と書く。
finna(fixing to)
finna は「もうすぐ〜する」という意味。アメリカ南部の古い表現「fixing to」(「I'm fixing to leave」は「もう出るところだ」)から来ていて、アフリカ系アメリカ英語でとてもよく使われる。「fixing to」は今も南部で、特に年配の話し手のあいだで聞かれる。
このクリップでは、finna と I'ma が同じ文に出てくる。「これから靴屋に行って、それから彼を学校に送り返す」という意味だ。
自分で I'ma や finna、「we was」を使うかどうかについて。まずは理解すること。これらは独自のルールを持つ実在の方言のちゃんとした一部で、壊れた英語ではない。でも学習者が就職の面接でこれを混ぜると、誰か他人の声を借りているように聞こえる。そういう話し方をする土地に住めば、自然に合うものが身についていく。
質問と答え
gonna の意味は?
gonna は未来を表す「going to」の話し言葉の形。「I'm gonna call you」は「I'm going to call you」ということ。場所への移動を表す「going to」は置きかえられないので、「I'm going to the store」が「I'm gonna the store」になることは絶対にない。
gonna・wanna・gotta はそれぞれどういう意味?
gonna は「going to」(未来)、wanna は「want to」または「want a」、gotta は「have got to」「got to」「got a」。普通の速さの英語の会話では、これらの表現はこう聞こえる。
wanna は本当の単語?
wanna は英語ネイティブなら誰でも使う実在の話し言葉の形で、辞書にも informal として載っている。会話、メッセージ、歌詞では問題ないが、レポート、試験、かしこまったメールでは「want to」と書こう。
gonna と書いてもいい?
メッセージ、チャット、SNS、歌詞ならいい。レポート、IELTS や TOEFL のような試験、応募書類、仕事のメールでは「going to」と書くこと。
gotta と have to の違いは?
意味はほぼ同じで、何かが必要だということ。gotta は「have got to」から来ていて、よりくだけた話し言葉寄り。「have to」は話すときも書くときも、どんな場面でも使える。
gonna・wanna・gotta はどう発音する?
gonna は「ガナ」、wanna は「ワナ」、gotta はアメリカ英語で「ガダ」、イギリス英語で「ゴッア」。アクセントは必ず最初の音節にある。
I'ma や finna の意味は?
I'ma(Imma とも書く)は「I'm gonna」をとても短くした形で、「I'ma call you」は「I'm going to call you」。finna は「fixing to」から来ていて「もうすぐ〜する」という意味。どちらもアメリカ南部とアフリカ系アメリカ英語に由来し、くだけたアメリカ英語でよく使われる。
gonna・wanna・gotta を身につけるには
表を読めば、これらの形を見分けられるようになる。でもフルスピードで理解できるようになるのは、いろいろな人がいろいろな場面で言うのを何百回も聞いたあと、「I'mgonnagetit」が頭の中で自然に単語に分かれるようになってからだ。Reelang はそのためにある。英語ネイティブの短い動画と、タップできる字幕を、あなたのレベルで。
まずはあなたのレベルの英語動画から。アプリを開いて、フィードに選んでもらってもいい。最初のクリップで gonna がいくつ出てくるか数えてみよう。思っているより多いはずだ。